IL25 補足説明

投稿者: | 2022年9月21日

2020年4月22日から公開を始めた「ビル&ボビー・アービンのダンス・テクニック」が、全23回で終了しました。翻訳者として、ビル&ボビー・アービンさん達に対する著者オリバーさんの気持ちが、少しでも日本ダンス界の皆さんに届けられていることを願っています。(前回ブログは「IL24 最後に映像も」で終わりましたが、ここに「補足説明」を追記します)

 

目次

書籍「ビル&ボビー・アービンのダンス・テクニック」

 

 

補足説明

 

MBE:大英帝国五等勲士(Member of (the Order of) the British Empire)の略。

■OBE:大英帝国四等勲士(Officer of (the Order of) the British Empire)の略。

 

アウトサイド(Outside):英語で「外側」の意味。「 〜に出る/前進」は、パートナーの(通常は右)外側に出ること。

アウトサイド・エッジ(Outside Edge):「外側のへり」の意味で、「アウトサイド・エッジ・オブ・フット(〜 of Foot)」は足裏の外側部分をいいます。

アウトサイド・パートナー(Outside Partner):単にアウトサイド・パートナーというと相手の右外側に出ることを示し、左外側に出るときには‘左アウトサイド・パートナーと表現します。

アティチュード(Attitude):片足に立ち、もう片方の足を後方空中で曲げる形。→ デベロペー

◇アレックス・ミラー(Alex Miller):→ フィリス・ヘイラー

◇アンソニー・ハーレー(Anthony Hurley):1939年生まれ。フェイ・サクストン(Fax Saxton)と組んで1959-60年と英国アマチュア・チャンピオン、そして、1969-72年の英国プロフェッショナル・チャンピオンに耀く。

アンダーターン(Underturn):(1)回転の内側にいる人は、通常1~2歩間でボディの回転量を抑えて踊り、3歩目で外回りの人とパラレルになります。テキストでは、ボディ・ターン・レスの用語がつかわれます。(2)あるフィガーの正規の回転量よりも少なくして回る事。

 

インサイド・エッジ(Inside Edge):「内側のへり」の意味で、足の内側全体を使う「インサイド・エッジ・オブ・フット(〜 of Foot)」、ボールの内側を使う「インサイド・エッジ・オブ・ボール(〜of Ball)」と言う風に使われます。

インナー・マッスル(Inner Muscle):身体の奥の方にある筋肉(深層筋)。

 

ウィーブ・エンディング(Weave Ending):ウィーブ後半のステップを取り出してこう呼びます。

ウエスト・エンド (West End) :ロンドンの金融街であるシティを中心として、その西側をウエスト・エンドと言い、劇場や歌劇場など娯楽施設が多くある。

◇ウォーリー・フライアー&バイオレット・バーンズ(Wally Fryer and Violet Barnes):1947-49年のスター・プロフェッショナル選手権、及び、全英選手権で優勝。

◇ウォルフガング・オーピッツ(Wolfgang Opitz):1937年ドイツ生まれ。1958年遅くしてダンスを始めるも翌年にはプロ・ジャーマン大会でファイナル入り。1962年、イーブリン(Evelyn)と踊り始め、翌年ジャーマン・ラテン選手権で優勝。

ウッドペッカー(Woodpecker):「きつつき/啄木鳥」の意味で、その場でホップしながら、もう一方の足のトウでフロアをトントンと叩くステップ。

 

エクステンディド・リバース・ウェイブ(Extended Reverse Wave):リバース・ターンの3歩(SQQ) ~ バック・スリー・ステップの3歩(SQQ) ~ バック・フェザーの3歩(SQQ) ~ (4)バック・スリー・ステップ3歩(SQQ)から構成されています。コンティニュアス・ウェイブ(Continuous Wave)とも言います。(P.109訳者のノート参照)

◇エリック・ハンコックス(Eric Hancox):1910年生~1986年1月30日没。1947-49年の北部イングランド・プロフェッショナル選手権優勝。1952-57年全英選手権ファイナリスト。素晴らしい教師で、ビル&ボビーに多大な影響を与えました。

 

◇カール・ブロイエル(Karl Breuer):1932年ドイツ生まれ。1960~61年にアマチュア世界ラテン選手権で優勝。1999-2005年WDC会長を務める。

 

◇キャサリン・ヘップバーン(Katherine Hepburn):1907年アメリカ生まれの舞台、映画女優。2010年現在、オスカーの最優秀女優賞を4回受けている唯一の女優。

 

クラッカージャック(Crackerjack): 辞書には「超人、極上のもの、コーン菓子」とありますが、ペンジュラムやウッドペッカーなどの関連性からすると、英国人が一般的に理解する「爆竹」の意味ではないかと思います。

グリップ(Grip): 相手と握り合った手(通常は男性左手と女性右手)のこと。

◇グレース王妃(Princess Grace):本名グレース・パトリシア・ケリー。1932年アメリカ生まれ。舞台俳優、女優を経て、1956年モナコのモナコ大公レーニエ3世と結婚。

 

■コネクション(Connection):「接続、つながり」などを意味する英語

コモン・フォールト(Common Fault):広く行なわれている誤り。

◇コンスタンス・グラント(Constance Grant):1953年にカール・アラン賞受賞。

■コンタクト(Contact): ボディ・コンタクトでできる男女間の接点。

 

サイド・リード(Side Lead / Side Leading):動いていく足と同じ側の上体(肩と腰)が足の方向に動きながら前進か後退をすること。サイド・リーディング、ショルダー・リード、ショルダー・リーディングも同じ意味です。

サポート・ベース(Support Base):支持基盤。土台。

 

シャッセ・フロム・プロムナード・ポジション(Chasse from Promenade Position):シャッセ・フロム・PPのこと。

◇ジョセフィン・ブラッドリー(Josephine Bradley)1983年生~1985年没。イングリッシュ・スタイルのボールルームを確立した人物で、当時のボールルーム・ダンスを分析し、記録として残すという貴重な仕事をした。1920年、G.K.アンダーソンと踊り世界選手権のフォックストロット部門で優勝。

◇ジョン・ウェルス&レニー・シッソンズ(John Wells and Renee Sissons):アマチュア時代のジョンは妹のエルサ(Elsa)と踊って数々の優勝を飾る。その後ベラ・ダーバン(Vera Durban)と組んでスター・アマチュア選手権で2度優勝した後、最後のパートナー、レニーと組んで同選手権を4度優勝。その後プロに転向し1944、46年のスター・プロフェッショナル選手権,47年の全英選手権で優勝。第2次大戦後ヨハネスブルグに教室を開く。レニーは病気が元で片足切断という悲劇に見舞われ、ダンス界は悲しみに包まれました。

 

スイッチ・ムーブメント(Switch Movement):その場で回転を切り返す動き。

スタンディング(Standing ~):「立っている、体重を支えている」の意味で、スタンディング・フット(~ Foot)は体重を支えている方の足。支え足、軸足のこと。脚部を指す場合にはスタンディング・レッグ(~ Leg)と言います。

ストーク(Stalk):ストーキング・ウォーク(~ Walk)のこと。ストークには英語で「獲物に忍び寄る、もったいぶって歩く」意味があります。

◇スペンサー・トレーシー(Spencer Tracy):1900年アメリカ生まれ。舞台、映画俳優。40~50年代、キャサリン・ヘップバーンとの競演で数々の名画を残す。

スリップ・ピボット(Slip Pivot):リバース・ピボットの一種でフォーラウェイ・リバースの後に使われ、ひとつのフィガーとして扱われています。

 

◇ソニー・ビニック(Sonny Binick):1916年1月14日ロンドン生~1995年5月31日没。1950~51年の全英選手権で入賞。パートナーはドリス・プレイター(Doris Prater)。翌年はジョイス・ヘイワード(Joyce Hayward)をパートナーに4位、53年に優勝を遂げる。同年のインターナショナル選手権では、後の奥様となるサリー・ブロック(Sally Brock)と組んで優勝したのを始め、59年まで主要選手権で優勝。

 

ターン・アウト(Turn-Out):トウ・ターン・アウトのことで、トウを外側に向ける足の使い方。

ターン・イン(Turn-In):トウ・ターン・インのことで、トウを内側に向ける方法で、殆どの内回り回転の1 歩目で使われます。

 

◇チャールズ・シーボルト(Charles Thiebault):ドリーン・ビーハン(Doreen Beahan)をパートナーに1941年、45年のスター・プロフェッショナル選手権、46年の全英選手権で優勝。

 

■デベロペー(Developpé):セイム・フット・ランジから、女性が右足をキックするまでの一連の動き(ハイ・レッグ・ライン 〜ドロップ・キック)。これはバレエのデベロペー(片足をもう一方の足の膝の辺りまで持ち上げてから、その足を空中に伸ばす動き)からきています。それまでフロアから高くあげられることのなかった女性の足は、ビル&ボビーがデベロペーやアティチュードを創り出したのを境に、多様な変化が起こりました。

 

トーン(Tone): この場合は、単に相手の手を押したり引いたりする力関係ではなく、「お互いの手を通して感じられる相手と自分の体の芯」と捕らえると良いと思います。体のトーンという場合は、体の「張り」。

■トウ・リード(Toe Lead):トウから出て行くこと。

■ドゥードゥルズ(Doodles):のらくら、いたずら書き、《小児語》ちんちん

 

■ノー・フット・ライズ(No Foot Rise):次の足がフロアにつくまで体重を乗せている足のヒールをフロアから離さず、上体と膝で行うライズのことをいい、ムービング・ダンスの内回り回転の1〜2歩間に行われます。

 

■ハマースミス・パレイ(Hammersmith Palais):1919年、ロンドン西部のハマースミスに開設された主にダンスを中心とする娯楽施設。60~70年代の専属バントには、ジョー・ロス、アンディ・ロス、ケン・マッキントッシュ、トニー・エバンス、ゾディアックがおり、土曜の夜には2000人以上の人たちが訪れてダンスを楽しみました。因みに、すぐ近くにはフィリス・ヘイラーのスタジオがありました。

■ハムストリングス(Hamstrings):大腿後方筋で、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の総称で最も肉離れのしやすい所。本来ハムストリングスは膝窩腱(しっかけん)を意味しますが、筋そのものを呼ぶために使われることが多いです。

ハミングバード(Hummingbird): ハチドリ。空中をホバリングしながら蜜を吸う姿でお馴染みのこの鳥は、鳥類の中で最も小さく、手の平に入ってしまうくらいの大きさです。その卵の大きさは、約8x13ミリ(0.5g)位のようですから、小さなジェリービーンとか黒豆くらいです。

バイオメカニクス(Biomechanics):生物の構造や運動を力学的に探求したり、その結果を応用したりすることを目的とした学問。生体力学あるいは生物力学などと訳されることもあります。

バック・スリー・ステップ(Back Three Step):男性後退で行なうスリー・ステップのこと。

パート・ウェイト(Part Weight):体重の一部。出した足に全体重を乗せないこと。

■パラレル(Parallel): 英語の意味は平行。相手と両肩が平行になっている形をパラレル・ポジションと言います。

 

ヒール・プル(Heel Pull):ヒール・プルするフィガーには、ワルツのヘジテイション・チェンジやフォックストロットのナチュラル・ターンなどがあります。プル・ステップとも言います。

■ヒール・リード(Heel Lead):ヒールから出て行くこと。

◇ビクター・シルベスター(Victor Silvester): 1900年2月25日生―1978年8月14日没。1922年、英国で開催された世界選手権(ワルツ、タンゴ、フォックストロット、ワンステップの4種目。)で優勝。パートナーはフィリス・クラーク(Phyllis Clarke)。彼はダンスに適した音楽がないことに不満を抱き、1935年に5人構成のバンドを結成(後のビクター・シルベスター・ボールルーム・オーケストラ)。ストリクト・テンポ(標準テンポ)は彼がつけた言葉です。1928年に出版された彼の「モダン・ボールルーム・ダンシング」の翻訳版が白夜書房から出ています。

◇ピーター・エグルトン(Peter Eggleton):1927年3月1日生まれ。英国選手権でビル&ボビーが最後に優勝した1967年の後、ピーター・エグルトン&ブレンダ・ウィンスレイド(1933年生まれ、1979年没)が2年連続優勝。その他の主要大会で数々の優勝を果たす歴史的カップル。

 

フェザー・フィニッシュ(Feather Finish):リバース・ターン後半のステップを取り出してこう呼びます。

フライング・ダッチマン(Flying Dutchman):動きの素早かったベニー・トルマイヤーの異名ですが、普通名詞としての意味は、伝説のオランダの幽霊船(船乗りの間では不吉の前兆と考えられている)。

フライト(Flight):この場合は、ボディが浮いたように軽い状態。

◇フランク・シナトラ(Frank Sinatra):1915年アメリカ生まれ。20世紀を代表する歌手。

フリー(Free ~ ):フリー・サイド(~ Side)は動いていく方の体側(ボディ・サイド)。フリー・ヒップ( ~ Hip)は動いて行く方のヒップ。

フリック・アクション(Flick Action):「(すばやい)一振り、(手首などの)すばやい返し」の意味。

◇フレッド・アステア(Fred Astaire):1899年アメリカ生まれ。1930~50年代のハリウッド・ミュージカル時代を担う大俳優。ジンジャー・ロジャーズ(Ginger Rogers)とのコンビはゴールデン・コンビと呼ばれた。

◇フィリス・ヘイラー(Phyllis Haylor):1903年ロンドン生まれ、1981年10月22日没。ジョセフィン・ブラッドリーの元でダンスを始め、1925-26年にセドリック・ラファエル(Cedric Raphael)と世界選手権で優勝。1926年のスター・プロフェッショナル選手権ではアレック・ミラーと踊って優勝。ミラーは現在のクロス・スイブルの考案者でもあります。ジョセフィン・ブラッドリー、ビクター・シルベスター、そしてフィリス・ヘイラーの3名は、イングシリッシュ・スタイルのボールルーム・ダンスを築き上げた最も重要な人物と言われています。

◇ブレンダ・ウィンスレード(Brenda Winslade):→ ピーター・エグルトン

■プラクティス・ホールド(Practise Hold): 練習でステップを確認するときなどに使う、両腕を軽く取り合うホールド。

■プロムナード・ポジション(Promenade Position):男性の右側と女性の中心から少し左側がつき、反対側が少し離れた体型を言います。一般に‘PP’と略し、そのまま‘ピー・ピー’と言います。

 

■ヘッド・ウェイト(Head Weight):英語の意味は「頭の重さ」で、それを利用して動きを作ろうとする時に「ヘッド・ウェイトを使って〜する」とか「ヘッド・リードする」という風に使います。

ヘンリー・ジェイクス(Henry Jacques): ボールルーム・ダンス初期のチャンピオンで、メイビス・ディーミング(Mavis Deeming) をパートナーに1934~1936年のブラックプール・ダンス・フェスティバルで優勝しています。著書に「モダン・ボールルーム・ダンシング」があります。

◇ベニー・トルマイヤー(Benny Tolmeyer):オランダ生まれ、1996年10月29日没。1955-61年のブリティッシュ・オープンファイナリスト。1983年カール・アラン賞受賞。

■ペンジュラム(Pendulum):意味は「振り子」。ペンジュラム・スイング(Pendulum Swing)とは、頭を静かにしておいて脚部を振り子のように振る動作。

 

■ホール・フット(Whole Foot):足裏全体を一度にフロアにつける動作。

■ポスチャー(Posture): 第1章には、「ボディの下に両脚部が“長く”ぶらさがる感じ」とあります。

 

◇マクスウェル・スチュワート(Maxwell Stewart):ダブル・リバース・スピンの考案者。1922 年から始まった世界選手権で1924~25 年と優勝。この時のパートナーはバーバラ・マイルズ(Barbara Miles)。1926 年はパット・サイクス(Pat Sykes)をパートナーに三度目の優勝。

 

■ムービング(Moving ~):ムービングは「動いている」の意味で、ムービング・フット(~ Foot)は、体重が乗っていない、次に出て行く足。脚部を指す場合には、ムービング・レッグ(~ Leg)と言います。

 

◇モハメド・アリ(Muhammad Ali):元プロボクサー。カシアス・クレイとしてデビューしたが、のちにモハメド・アリに改名。1960年のローマオリンピック・ライトヘビー級金メダリスト。プロに転向するや無敗で世界ヘビー級王座を獲得。その後は3度王座奪取に成功し通算19度の防衛を果たしています。

 

■ライズ・アンド・フォール(Rise and Fall):ムービング・ダンスの中で作り出される頭の上下運動全般のこと。

■ランダバウト(Roundabout): 環状交差点(多くは信号がありません)。英国では車は左側通行なので、右から来る車に気を付けながらランダバウトに入り、目的の出口に抜けて行きます。サンバのサーキュラー・ボルタの別名もランダバウトです。

 

■ランニング・ナチュラル・ウィーブ(Running Natural Weave):ランニング・ウィーブのこと。

 

リーディング (Leading ~):リーディングは「リードする/導く」意味で、リーディング・ステップ( ~ Step)はあるフィガーに入る1歩前のステップ。リーディング・フット( ~ Foot)は出て行く足のこと。

 

◇レン・グッドマン(Leonard Goodman):1944年英国生まれ。TVパーソナリティ、ダンス教師、および、ダンサー。カール・アラン賞受賞者。

◇レン・スクリブナー(Leonard Scrivener):英国生まれ。パートナーのネリー・ダガン(Nellie Duggan)と1950-52年の全英選手権で優勝。1950年代、英国から最初のコーチ、ジャッジとして訪日。1974年カール・アラン賞受賞。1977年2月17日没

 

■ロアリング(Lowering):ロアーすること。現在の位置より低くなること。

 

遠心力(Centrifugal Force):回転の中心からみて外側へと向かう力。反対は求心力(Centripetal force)。

回外(Supination):足首が外側に傾いた状態。

回内(Pronation):足首が内側に傾いた状態。

筋肉群(Muscles):「ボディの筋肉群」と「腿の筋肉群」は、胴体と腿のそれぞれの表面と内部にある筋肉の数々を指しています。

屈筋(Flexor Muscles):関節を曲げようとする内側の筋肉(例:上腕二頭筋、腹筋)。反対は伸筋(Protractor Muscles)で関節を伸ばそうとする外側の筋肉(例:上腕三頭筋、背筋)。

■骨盤隔膜(Pelvic Diaphragm):骨盤下口をふさぐ筋膜。

■鎖骨(Collarbone, Clavicle): 鎖骨は体の前に、ほぼ真横に付いているイメージがあるかも知れませんが、胸の上部から耳の真横の方に、意外と深い角度で入り込んでいます。それを理解して写真をご覧になると良いと思います。

■上肢帯(Upper Girdle): 鎖骨と肩甲骨を含む部分。

靭帯(Ligament):強靱な結合組織の短い束で、骨と骨とを繋いで関節を強固にし、その可動域を制限する働きもある。

■静的エネルギー(Static Energy):その場に蓄積されるエネルギーで、スタティック・エネルギーとも。反対は動的(キネティック)エネルギー(Kinetic Energy)、あるいは、ダイナミック・エネルギー(Dynamic Energy)。

■仙骨(Sacrum):

内転筋(Adductors):内またにある筋肉群。

■腹斜筋(Transverse Abdominal Muscle)/腹横筋(Oblique Abdominal Muscles):外腹斜筋と内腹斜筋がある。下図2参照。

腓骨(Fibula):膝とかかとの間にある2本の骨のうちの外側の細いほうの骨。内側にある太い骨はすねの骨の脛骨(Tibia)。

腓骨筋群(Peroneus Muscles):長腓骨筋、短腓骨筋、第三腓骨筋を指す。