スピン・ターンはワルツにも出てきましたが、カウントの取り方とライズ＆フォール（R&F）に違いがあります。

拙書「サークルで上達するボールルーム･ダンス」ではクイックステップを I, II, III と分けてレッスンを進めています。今回はクイックステップ I からアマルガメーション３に進みます。

まず、このフィガーが3歩から成り立っていることを理解しましょう。4歩目からはプログレッシブ・シャッセですから、初めの3歩に集中すれば良いわけです。

後半の3歩はロック・ステップですから、実質覚えるところは初めの4歩です。この4歩を「4歩だけ」と考えると「できそう」な気になってきませんか。そうした積極的な考え方をするのも上達の秘訣です。実際、この4歩だけをティプル・シ… 続きを読む »

通常のシャッセでは徐々にライズすることが多いのですが、クイックステップでは急激なライズが要求されます。サイドへの動きを止め、前進（女性は後退）運動に切り替えるには、穏やかなライズでは時間的に対応できないからです。

アマルガメーション１の考え方は、コーナーでナチュラル・ターンを踊り、「新ＬＯＤ」に再びクオーター・ターンからのアマルガメーションを繰り返します。

ブルースにもワルツにもスローにもナチュラル・ターンがあり、そして、このクイックステップにもあります。教師用テキストのタンゴにナチュラル・ターンは出ていませんが、実は、ナチュラル・ツイスト・ターンを単にナチュラル・ターンと… 続きを読む »

プログレッシブ・シャッセと一緒に使うことにより、ビュ～ンと遠くに行くことができるスピード感あふれるフィガーです。

クオーター・ターンズ前半（＝右へのクオーター・ターン） ～ プログレッシブ・シャッセ ～ フォワード／バックワード・ロック・ステップと続くアマルガメーションの２番目に出てくるフィガーです。

最初のフィガー、クオーター・ターンを勉強しましょう。カナ表記は単数扱いで書くことが多くなってしまいましたが、正式には英語表記のように複数形の形を取ります。