質問14 痩せ型で体重が増えにくい体質なうえに、身長も高くないので、組んで踊っていると振り回されやすいです。踏ん張れるようトレーニングしているつもりですが、なかなか思うようにいきません。小柄な人でも力強く動けるアドバイスはありますか？ （岡山県 女性）
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リードする側の男性は女性よりうまいと勘違いしていることがあります。それにしても、女性を振り回すとはなんと無礼な男性でしょう。そこで、そういう無礼でホールドがきつい人と踊るときの秘訣を紹介しましょう。
１．抵抗しない
一番のポイントは、相手の「きつさ」や「力」に抵抗しないことです。力で抵抗すると、一層自分が苦しくなります。そこで、次のことを頭に入れて踊りに行ってみてください。
- 右手（右腕ではない）は男性の左手についているだけ。
- 左手は男性の右上腕にセット。
- 両肘の力を抜き、かつ、同じ高さにキープ。
- あとは、ボディの力を抜き、「自分の足を探して」動けるようにする。
２．タコの感じで
極端な表現をすると、ホールドを除くボディ・パーツは海のタコの感じで踊ってみましょう。ここで、だっこしを嫌がる小さな子供や孫を想像してみましょう。だっこから抜け出そうとする体の使い方が、実に巧妙で、心底感心してしまいます。タコはある意味、それと同じテクニックです。その感じで、床の上にある自分の脚部やボディをフレキシブルに使ってみましょう。
「タコだなんて、踊りが変に見えるじゃない？」と疑うかもしれませんが、踊った後で仲間に聞いてご覧なさい。タコの顔さえしなければ（笑）、「とても上手に見えた」との返事が返ってくることでしょう。
不思議なのですが、見ている人にはホールドは崩れて見えませんし、踊りも素晴らしく滑らかに、必要に応じて力強くも見えています。試してみてください。
ハッピー・ダンシング！