すぐに覚えられるフィガーです。二人の肩が優しく触れ合うような気持ちでシェイピングしてください。フィガー名は、「肩を触れ合って」とか、「肩よせあって」の意味です。
SL63 Cha 06 ショルダー・トゥ・ショルダー
(Shoulder to Shoulder)
「すぐに」と「綺麗に」は両立の難しい言葉(?)です。「すぐに」覚えた後、「綺麗に」踊りたい人は体づくりにも時間を割いてくださいね。
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」
ショルダー・トゥ・ショルダーのページを開いてみましょう。
【前にくる主なフィガー】
・男性左への、女性右へのスポット・ターン ・アレマーナ ・ハンド・トゥ・ハンドの10歩目から など。
【後に続く主なフィガー】
・男性左への、女性右へのスポット・ターン ・女性右へのアンダーアーム・ターン ・男性右足からの、女性左足からのキューバン・ブレイクス など。
◆ホールドについて
教師用テキストにはショルダー・トゥ・ショルダーはホールドはしてもしなくても良いと書いてあります。拙書では私たちがより魅力的と感じた「ホールドしない」踊り方を紹介しました。
ホールドする場合、通常のホールドの高さよりも、下の動画のように、ホールドを下げてしまう方が魅力的、かつ、ショルダー・トゥ・ショルダーっぽい感じがします。皆さんはどうですか? ホールドしないで踊る場合、二人の手を横に開いて踊ることもできます。また、男性は6歩目で右手を女性の右腰に当ててチェックを促すこともできます。色んなパターンを考えてみましょう。
■動画1
ホールドを下ろして踊るパターン。
(出典:ABC’s of LATIN & HIDDEN SECRETS with CORKY & SHIRLEY BALLAS PART II/スタジオひまわり制作 VHS)
■動画2
通常のホールドで踊るパターン。
ハッピー・ダンシング!