拙書「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」、ルンバの足型図を参考にしながら説明をします。
SL68 Cha 11 ニュー・ヨーク
(New York)
ニュー・ヨークはとてもポピュラーなフィガーで名前も覚えやすいので助かります。フィガーの意味として「ニュー・ヨーカーの略でブロードウェイに住む粋な連中のこと」という説を見たことがあります。そのためか、アメリカではこのフィガーをニュー・ヨーカーとも言うようですし、トップ・ダンサーがレクチャーの中で「ニュー・ヨーカー」と話すのも聞いたことがあります。一方、テキストによっては動きを機能的に表現し、前半を「チェック・フロム・オープンCPP」、後半を「チェック・フロム・オープンPP」と言う事もあります。
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」
添付PDFはルンバのニュー・ヨークの説明ですので、次の変更を念頭に読んで下さい。
1⃣カウント(4.1)のステップを(4&1)のチャ・チャ・チャのステップに置き換えてください。
2⃣ルンバでの横へのステップはチャ・チャ・チャでは「右、または左へのシャッセ」に、前進・後退のステップは「ロック・ステップ」になります。
R03 New York
■動画(YouTubeより)
これでグレードアップ!
♣💛一旦向かい合ってから改めてニュー・ヨークに入るのがポイントです。この「一旦向かい合う」のはニュー・ヨークの3~5歩目、8~10歩目も同じです。この形を経由しないと切れが悪く、踊りが流れてしまいます。
♣💛1歩目と6歩目のシェイプを作る際、ホールドしている手は肘が伸び切る程には突き出さないようにしましょう。軸足の上のボディ・ストレッチの程度に見合った分だけ前に出ると考えてみて下さい。落ち着いた綺麗な形になるでしょう。
♣💖ステップを覚えたら1歩目と6歩目に出て行く際の軸足の使い方と、出て行く足のヒールの高さがどうなっているか、参考動画2をよく見て研究しましょう。一気に綺麗なニュー・ヨークになることでしょう!
ハッピー・ダンシング!