プログレッシブ・ウォークスには前進と後退の両方あります。拙書のアマルガメーション(2)では、オープン・ヒップ・ツイストの3歩からこのプログレッシブ・ウォークスに繋げているので、男性は後退のプログレッシヴ・ウォークスス・バックワード、女性は前進のプログレッシヴ・ウォークスス・フォワードを踊ります。単なるウォークなのですが、美しく見せるには地道な練習が必要です。
SL42 Rumba 12 プログレッシブ・ウォークス
(Progressive Walks)
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」
プログレッシブ・ウォークスの頁を開きましょう。
【前にくる主なフィガー】
・ベーシック・ムーヴメントやオープン・ヒップ・ツイストの1~3歩目 など。
【後に続く主なフィガー】
・ファンの4~6歩目 ・ナチュラル・トップ など。
■参考動画
アンドレ・スクフカ&カタリーナ・ヴェントゥリーニ(Andrej Skufca & Katarina Venturini)のベーシック・ルンバです。
1分13秒付近からオープン・ベーシックの3歩 ~ プログレッシブ・バックワード・ウォークの3歩 ~ キューバン・ロックスを踊っています。詳しいルーティンを下に書き出しました。
(出典:”BASIC with STYLE” Studio Himawari 2004)
- Backward Basic Movement (1 bar)
- Open Basic (1)
- Natural Top (3)
- Closed Hip Twist into Fan (2)
- Three Alemana (4)
- Continuous Hip Twist (2)
- Continuous Circular Hip Twist into Fan (4)
- Hockey Stick (2)
- Open Basic into Progressive Walk Backward (2)
- Cuban Rocks (1)
- Fan (1)
- Alemana (2)
- Rope Spinning (2)
- New York (2)
- Hand to Hand (1)
- Spiral into Fallaway (2)
- Cuban Rocks (1)
- Spot Turn (1)
- Basic Movement (2)
- Cuban Rocks with Tap (1)
- Opening Out Right to Left (3)
- Slow Spiral (1)
- Fan (1)
- Hockey Stick (2)
- Three Threes (4)
これでグレードアップ!
上手に踊るコツと発展形の紹介 (2021/03追加)
【魅力的な別の終わり方】
アマルガメーション(2)は、プログレッシブ・ウォークの次に(オープン・ヒップ・ツイストの3歩を踊ってから)ナチュラル・トップに入るようにしていますが、ここでは別の魅力的な終わり方を紹介します。
1. リヴァース・トップで終わる踊り方:
① 男性は後退のプログレッシヴ・ウォークスで3歩目右足後退
② 次の4歩目左足を前進に切り替え、【ダンス・ホールド】になりリヴァース・トップの4~6歩へ。
③ 【左右】をおろし、右手のホールドを離してアイーダで終わってみましょう。
2. アレマーナで終わる踊り方:
① 男性後退のプログレッシヴ・ウォークスを6歩踊ります。
② 7~9歩目は正面からのアレマーナに。
3.ナチュラル・トップで終わる踊り方:
① 男性後退のプログレッシヴ・ウォークスを3歩踊ります。
② 【ダンス・ホールド】になり、男性左足前進からナチュラル・トップの4~9歩を踊ります。
* 男性はプログレッシヴ・ウォークス6歩目の左足後退からナチュラル・トップに入る場合、7歩目で【ダンス・ホールド】になりながら、右足を左足後ろにかけて、ナチュラル・トップの7~9歩目を踊ります。
ハッピー・ダンシング!