「サークルで上達するボールルーム・ダンス」から6番目に勉強するのは誰でもが大好きなファイブ・ステップ。このステップはフォー・ステップから発展したものですが、ファイブ・ステップの格好良さに押されてか、登場機会を失いつつあるように感じます。
でも、決して消え去ったわけではなく、プロのデモにも登場したりしています。ここでは両ステップを勉強する中で、フォー・ステップの魅力も感じてもらいたいと思います。詳細は添付PDFを開いて読んで下さい。
SB50 Tango 06 フォー(ファイブ)・ステップ
(Four / Five Step)
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス」
フォー(ファイブ)・ステップの頁を開きましょう。
■参考動画1
使われているフィガー:クローズド・プロムナード、バック・コルテ、オープン・リバース・ターン、ナチュラル・プロムナード・ターン、オープン・プロムナード、アウトサイド・スイブル、フォー・ステップ、ナチュラル・ツイスト・ターン、プロムナード・リンク
■参考動画2
※フォーラウェイ・フォー・ステップ (Fallaway Four Step):フォー・ステップの3歩目をフォーラウェイにして踊ります。
※エクステンディド・ファイブ・ステップ (Extended Five Step):ファイブ・ステップの1~4歩の次に3~5歩を踊ります。
■ファイブ・ステップの話をもう少し……
「サークルで上達するボールルーム・ダンス」では、「ファイブ・ステップは日本人がフォー・ステップ変形して作ったと聞いたことがあります」と書きました。しかし、最近になって “THE WORLD OF PHYLLIS HAYLOR” のヘイラーさんの1975年3月のコラム(P168)に次の一文を見つけました。
“The Five Step has not yet been standardised. The analysis we have given represents the method danced by Peter and Brenda and I think I am right in saying that they originated this figure.”
ヘイラーさんはピーター・エグルトンとブレンダ・ウィンスレードがファイブ・ステップを考案したと考えていたようで、とても興味深いです。
ハッピー・ダンシング!