KD00 北国ダンサー物語(あらすじ)
黒池高校をとうの昔に卒業した元3年F組メンバーは既に定年退職。この町に残る者達はそれぞれに静かな生活を過ごしているが、過ぎ行く日々に何か物足りなさを感じている。そこに一人のクラスメートが妻を連れて戻ってくるのだが、二人が趣味で社交ダンスをしていたことを知り、直ぐに皆で習うことにする。
たちまちダンスの面白さに引き込まれるメンバーは、仲間内で踊るだけではなく、近隣で開催される大きなダンスパーティーでフォーメーションを披露させてもらい、老後の思い出づくりをすることに。
人前で踊る刺激を味わった者たちは、次に人生最大の思い出作りを企てる。それは、世界最古・最大のダンスの祭典「ブラックプール・ダンス・フェスティバル」でダンスを観戦しダンスタイムで踊ることだ。しかし、調子に乗ってもう一つの壮大な計画を立てるのだが、怪我や病気で脱落者が続出。果たして、ブラックプールに行くことはできるのだろうか!
「北国ダンサー物語」(作:神元 誠)