C063 フレゴリーナとファロルの語源

投稿者: | 2020年8月27日

拙書「熱心なダンサーへ贈る読むダンス用語集」出版時に間に合わなかった、フレゴリーナとファロルの意味と語源を記録し、用語集に追記します。パソ・ドブレ大好きの人のお役に立てば幸いです。

 

 

■フレゴリーナ(Fregolina)

 

1.動画(YouTubeより):

最初に動きを見てみましょう。動画のタイトルは “Fregolina and Farol”とありますが、ISTDのテキストでは”Fregolina (also Farol)”、IDTAのテキストでは”Farol”と”Farol including the Fregolina”の二つに分けて解説されています。

 

2.意味と由来

スペイン語 Fregolina の意味は「モップ」のようです。ウィキペディア(https://fr.wikipedia.org/wiki/Ricardo_Romero_Freg)によると、「闘牛の世界におけるフレゴリーナはケープパス(passe de cape / cape pass)の動き(ケープを使い牛を通す意味と思います)は、メキシコの闘牛士リカルド・ロメオ・フレグ( Ricardo Romero Freg )により、1926年に考案されました」とあります。ケープの使い方がモップの動きに似ている所からこの名が付いたと想像されます。

(Illust by Tetsuro Kikuchi)

 

 

■ファロル(Farol)

 

1.意味と由来

スペイン語ファロルの意味は「ランタン、灯籠(とうろう)」で、闘牛でのケープの形が、街灯の灯りが地面に広がり落ちる様に似ている所からつけられたと思われます。ファロルが闘牛で最初に使われたのは1855年5月13日マドリードにて、闘牛士のマニュエル・ドミンゲス(Manuel Domínguez)によることが、ウィキペディア(https://fr.wikipedia.org/wiki/Farol_(passe))に書かれています。

 (Illust by Tetsuro Kikuchi)

 

ハッピー・ダンシング!