質問51 スローでピョコンピョコンしてしまいます

投稿者: | 2020年6月3日

質問 スローを踊ると、①スロー・カウントで速くなってしまう ②ムーブメントがピョコンピョコンしてしまいます。(神奈川県 男性)

 

今まで個人的に、あるいはダンスファン誌を通じて多くの質問を頂きました。中にはとても初級レベルのものもありましたが、初心者にしてみると切実な疑問や質問に違いありません。そこで、頂いた質問のレベルで選別することなく記録に残します。お役に立てばうれしいです。なお、回答には現時点の考えに書き直していることもあります。

 

❶「スロー」で速くなってしまうのは多くの人の悩みです。

その原因を探ると、「スロー」と「クイック」で踊りに違いが出にくいのは、二つの言葉の音の長さがほぼ同じだからと分かります。そこで、(S)で「かながわ」、(Q)で「けん」、よって(SQQ)は「神奈川・県・県」と言って練習しましょう。

ふざけたような話ですが、実は、これでスローの部分がクイックの倍の長さになり、口に出して踊るとスローの上をゆったり通過できるようになるのです。他の道府県でも色々試してみてください。もし、これで上手くいかなかったら、スローで「なにもしない」とか「スローリー」を試してみてください。

 

❷ムーブメントですが、極端な例えをすると、ワルツのライズが「45度」に上って行くとすると、スローのライズは、それを「20度」に低くしたたようなものです。つまり、一本の棒を、ワルツの斜め45度から20度に下ろし、距離を長くしようとするのがスローの踊り方です。

肩や首、トウや脚部前面の筋肉に力を入れ過ぎないようにするのが自然なライズをするコツです。私たちは日頃、あちこちに不要な力を入れて生活していますので、それを取り除くようにしてみましょう。

 

 

❸下の記事も参考にしてください(説明が重複している部分もあります)。

 

ハッピー・ダンシング!