以下の3つの質問をまとめました。
- ラテンを初めてルンバをなんとか習得しました。今はチャチャチャを習っているところです。ルンバから足を動かす回数が増えて追いつけず、この先が不安です。克服の方法が知りたいです。(東京都 男性)
- ヴィニーズ・ワルツをずっと長く踊れません。途中で音を外してしまいます。もう少し余裕を持って踊る方法を教えてください。(千葉県 男性)
- クイックやヴィニーズなど、速いテンポの曲に遅れないように踊るコツはありませんか?(新潟県 男性)
私も時々音を外すので(OMG!)偉そうには言えませんが、こんなことをやってみてください。うまく行くかもしれません。
❶手を叩く:
曲に合わせて手を叩く練習をしましょう。最初はその曲の拍子に合わせます。つまり、ルンバ、チャチャチャ、クイックステップは4/4拍子ですから、1小節に4回手を叩きます。ヴィニーズ・ワルツは3/4拍子ですから、1小節に3回手を叩きます。
❷カウントを声に出す:
次は習っているショート・ルーティンのステップに合わせて手を叩きます(踊らなくて良いです)。手拍子に合わせてカウントを声に出します。
この「手を叩く」と「声に出す」方法は(絶対とは言いませんが)面白い程効果を発揮することがあります。
音を外すのは耳から入る音楽への体の反応が遅れるからです。例えばチャ・チャ・チャを踊っていて音を外す人が手を叩と、やはり、音に遅れていることがあります。1、2拍目より3~5拍目のチャチャチャのところは音が速いのですが、そういう人の様子を見ていると、両手の開き幅を大きく保ったまま、叩くスピードで調節しようとしています。それも大切ですが、両手の開く幅を狭める方が対応しやすい筈です。
こうして、音楽に合わせて手を叩き続けられる練習をしてから踊ってみると、「音に合っている!」 ―― そういう不思議なことがよくありますので、試してください。
繰り返しになりますが、手を叩く音もカウントする声もはっきりしてくると、不思議なことに、足も体も動き始めることでしょう。
ハッピー・ダンシング!