IL23 謝辞/書評/写真クレジット

投稿者: | 2020年5月4日

「ビル&ボビー・アービンのダンス・テクニック」(白夜書房/神元誠・久子翻訳/2011年)を公開します。原書は2009年に英国のDSI社から出版された”THE IRVINE LEGACY” (Oliver Wessel-Therhorn)です。

 

目次

書籍「ビル&ボビー・アービンのダンス・テクニック」

 

 

 

謝辞
Acknowledgements

やっと終わりました。遂に私の最初の本を書き終えました。しかし、友人や仲間の応援や大きな助けがなければ、達成することはできなかったでしょう。ここで感謝の言葉を述べさせていただきます。

 

 

マーカス・ヒルトンMBEとカレン・ヒルトンMBE(Marcus Hilton MBE and Karen Hilton MBE)
私を励まし続け、貴重な資料を提供してくださりありがとうございます。何にもまして、私のとても大切な友人でいてくれてありがとうございます。大好きです。

 

ジェフリー・ハーン  (Geoffrey Hearn)
全章を読み返し校正してくださり、ありがとうございます。あなたの力をお借りできなかったら、外国人の私は英語のジャングルから抜け出すことができず、言語的におかしな本になっていたことでしょう。本当に感謝しています。

 

ラファエル・グルニンガー  (Rafael Grüninger)
非常に価値あるバイオメカニクスの背景を提供してくださり、ビル&ボビーの教えの基礎が正しいことを証明してくださいました。せっついてばかりいて、ごめんなさい!

 

ウィリアム・ピノ&アレッサンドラ・ブッチャレーリ (William Pino and Alessandra Bucciarelli)
真の親友であり、愛娘の名付け親。本書のモデルを考えたとき、君たち以外は考えられませんでした。いつも完璧を求めるその姿勢で、この素晴らしい結果を残してくれました。愛しているよ!

 

フォルケール&サビーネ・ヘイ  (Volker and Sabine Hey)
“sport-pictures.net” の二人は、写真撮影とあらゆる校正に関わり、恐ろしいほどの仕事を引き受けてくださいました。この大変な仕事が終わっても、仲良しでいてくれています。

本書に掲載されている、何枚ものかつての偉大なダンサーたちの歴史的な写真は、本書の重要な部分を占めていますが、それらに関して、ボールルーム・ダンスの母国、英国から強力なサポートを頂いたことに深く感謝致します。また、英国ダンス・カウンシル会長のブライアン・アレン(Bryan Allen)、ジャック・リーブリー(Jack Reavely)、アン・リンガード(Anne Lingard)、そして、ISTD、ジョン&アーリーン・リーチ(John and Arlene Leach)、ダンス・ニュース社(Dance News Ltd)、ダンシング・タイムズ(Dancing Times)のジョナサン・グレイ(Jonathan Gray)、そしてスタジオひまわりに、心からのお礼を申し上げます。

 

アンドレ・ワイマー&アドバタイズメント  (Andre Weimar and Artvertisement)
いつも特別なお願いをしてばかりいたにも拘らず、こんなに素晴らしい仕事をしてくださいました。

 

サビネ・クラウス  (Sabine Krauth)
難しい医学用語を英語翻訳するという、大変な仕事をしてくださり感謝しています。

 

DSI社のマルコム・ハーンとドクター・ジェラルド・シュワンツァー (Malcolm Hearn and Dr. Gerald Schwanzer of DSI)
いつも心強かったです!

 

兄のウルフガング  (My brother Wolfgang)
色々なことに関してアドバイスをしてくれ、また、何時間も費やして原稿を読んでは、ダンスをしない人が読んだ場合に私の言わんとすることが伝わるかどうか、そうした感想を教えてくれました。

 

兄のアンドレアス  (My brother Andreas)
行き詰った時、素晴らしいイラストを描いて救ってくれました。ウォルト・ディズニーが見たら、きっと気に入ったことでしょう。

 

のベラ  (My wife Vera)
私がこの本を書くべきであること、しかも、きちんと書くべきと言い続けてくれました。そして、この本の大切さをいつも思い起こさせてくれました。

 

愛しい娘、ラファエル&レベッカ (My lovely treasures Raphael and Rebecca)
家じゅうに散乱していた写真やビデオ、親から聞いた話などから、ラファエルとレベッカはビルおじさんとボビーおばさんが大好きです。

 

両親  (My Parents)
私を、そして私の人生の大望を信頼し続け、こよなく愛し続けてくれました。

 

 

最後にビル・アービンMBE&ボビー・アービンMBEへ
 (And finally to Bill Irvine MBE and Bobbie Irvine MBE)

あなたたちがいなければ、そして、あなたたちの成功と無類の教育法がなければ、この本を書く理由も見つからなかったことでしょう。この難しい仕事を与えてくださったことに感謝しています。あなたたちが今どこにおられようと、きっとこの本を手にされていることでしょう。

おふたりの偉大な教えに少しでも報うことができていれば幸いです。また、お二人を知っている読者の方々がこの本の随所にお二人を感じてくだされば、私は報われます。ダンスをしたい人たちや、あなたたちの思い出を大切にしたいと思っている人たちのために、ベストを尽くしてあなたたちの考えを文字に起こしたと思っています。あなたたちが体を使って教えてくださったことに自分の思い出を加えながら。

全英選手権で初めて優勝した時。1962年。

 

 

 

 

書評
Comments

 

▼この本は、ボールルーム・ダンス史上、最も偉大なダンサーであり教師であったビル&ボビー・アービンMBEの素晴らしいお話と、この上ない貴重な教育法、そして信念を集積した初めての本です。そして、この素敵な本には、彼らのもっとも忠実で献身的な生徒の一人である、オリバー・ヴェッセル・テルホーンの記憶に残る、ビル&ボビーの言葉、イメージ、フィーリングが文字となって書かれています。そうしたものすべてと、ラファエル・グルニンガー氏の監督のもと付加された解剖学の知識とが相まって、この本はすべてのダンサーの必需品となりました。

知識、情熱、追憶が入り混じったアービン・レガシーは昨日までの、今日の、そして明日からのボールルーム・ダンスを愛するすべての人にとって素晴らしい感動となるに違いないと信じています。愛をこめて ― 

ウィリアム・ピノ&アレッサンドラ・ブッチャレーリ
William Pino & Alessandra Bucciarelli

 

 

▼生前に、なにか他の人と違う大きなことをしたとしても、その人々が亡くなると、じきに忘れ去られてしまうことが多いものです。ビル&ボビー・アービンMBEは、実に多くの人々にとり、ひらめき豊かなダンサーであり、教師であり、リーダーであり、また精神的な指導者でもありました。私たちは幸いにして、生徒としてそのようなお二人と知り合い、のちには親友の仲間に加えていただきました。

世界のダンス界の中に身を置いていた彼らから、真摯なプロ意識、愛、また、そうしたものを大切に思う気持ちが衰退することはありませんでした。アービン夫妻が与えた実に多くの素晴らしいアドバイスは、多くの弟子たちを経由して吸収することができますが、今度は、二人の素晴らしい経歴の中から探し集めて作られたこの集大成から学ぶことができるのです。この本を介して、ビル&ボビーから受け継いだものを・・・

アラン&ヘーゼル・フレッチャー
Alan and Hazel Fletcher

 

 

▼ボビーに踊ってもらうことは素晴らしく感動的な経験でした。なぜなら、ボビーは非常に繊細で、優雅さの見本のような人だったからです。(アン) 

私のダンス人生の中で1964年は特別な年でした。その年、ロイヤル・アルバート・ホールで開かれたエンバシー選手権で一組のプロのカップルが、フェザー・ステップ ~ リバース・ターン ~ フェザー・フィニッシュ ~ スリー・ステップ ~ ナチュラル・ターン ~ インピタス・ターン ~ フェザー・フィニッシュ ~ そしてフォーラウェイに入り、チェンジ・オブ・ダイレクションを踊ったのです。それを見た途端、ダンサーとして分かりました。自分が探し求めていたのはこれだ、こういう風に踊らなければならないと。それは洗練された純粋な踊りでしたので、私は一生懸命に練習して見習いたいと思ったのです。

その華麗で芸術的な踊りをしていたのがビル&ボビーで、その言葉に尽くせない程素晴らしい二人の演技を見て以来、二人の踊りは私のその後のダンスの模範となりました。混じりのない高邁な踊り、なおかつ、イングリッシュ・スタイルを貫いた踊りに、私は、この二人の後をついて行きたいという大きな大きな感動を覚えたのでした。(リチャード)

オリバーがこの本に捧げた愛情のおかげで、国境を越えたあらゆる年代のダンサーたちが、アービン夫妻の魔法の一部を体験する機会を得ることでしょう。

リチャード&アン・グリーブ
Richard and Anne Gleave

 

 

▼14歳からビル&ボビーのことは知っています。それ以来、多くのことをお二人から教わりました。ボビーはラテンに集中するよう私にアドバイスしてくれた唯一の人です。“決してボールルーム・ダンサーになってはいけない”と。私が知る限り、彼女はもっとも正直な人でした。たとえ、その正直な話を聞きたくないとしても、耳を傾けるしかありませんでした。正直さ、誠実さ、加えて忠実さ、こうしたものは偉大な先生、偉大なジャッジになる必要要素ですが、私たちのスタジオはこうした信念の元に作られました。

ビルは、「私の目は私の魂の窓です。人はあなたの心を見ることができるのです」と話してくれたことがあります。この言葉は私の人生と共にあります。お二人は練習を続けることを勇気づけてくださり、仕事の倫理観は誰にも劣ることなく、親切で、寛大で、でも、とても厳しい人でした。

毎日私はスターライト・スタジオに通っています。そして壁にかかるお二人の写真の前を通り、そして力を頂いています。一日として欠かすことなく、お二人の存在を感じるのです。

シャーリー・バラス
Shirley Ballas

 

 

▼ビルというと思い起こすのは〝足“です。勿論、彼の教え方や考え方について話すと、他にも様々なことがありますが、彼の足の使い方は脳裏に焼き付いています。あれから幾年月が流れて行きました。ビルが説明してくださったロアリングするときの親指と足首の使い方にはとても多くのことが含まれていることが、今、やっと心から理解できます。レッスン中、生徒たちは頻繁に「わかりました」と返事をしていましたが、本当に理解し、その感覚を手にするのはレッスンから数年経てからでした。しかも、熱心な生徒だけが、です。

今日のダンスでは、ボールルームですが、生徒たちは自分の足に親指があることに気づいていません。ですから、スイングのない、なんでもかんでもが、ある種、タンゴのアクションのような動きになっています。ワルツなら「3の終わりでロアー」のような条件はもはや存在しません。変化の速い世の中なので、ダンスの質の維持・発展よりも政治的なことが優先されているように思います。

ビルはテクニック・ブックを作り、守ってきた人でしたが、もはや私たちと共にはおらず、歴代チャンピオンが築き上げてきた仕事を守ってもらうことはできません。彼の生徒として残された私たちは、ボールルーム・ダンスの土台を守るために戦いを始めなくてはなりません。今の生徒たちは、テクニック・ブックに書かれていることをきちんと行う力がなく、技量を上げようとせずテキストの内容を変えてしまうようなものです。素晴らしいボールルーム・ダンスの質を保つため、本当に私たちは戦わなくてはならないでしょう。

私たちのほとんどは、ビルがライズやロアー時にしていたような足の使い方はできませんが、それでも、挑戦をあきらめてはいけないのです。アービン夫妻のようなスイングやスウェイのスタイル、足の親指の使い方、フロアにキスするヒール、そして美しいライズ・アンド・フォールを見たとき、天使達はきっと拍手してくださることでしょう。

ボビーに関して言えば、彼女は完璧主義者でした。エレガントさ、優雅さ、美しい着こなし、どれをとっても最高を求める人でした。ボールルームに人生を捧げたボビーは、ビルと共に究極の人でした。外見的には厳しくきつい人でしたが、その実は、人のことをよく考え、困っている人の面倒をよく見る人でした。世界中のダンスに対し、お二人がチャンピオンとして、そして教師として、してくださったことは余りにも沢山のことがあります。

時は移り変わり、彼らのような人たちに出会うことは二度とないでしょう。彼らはまさに、古い世界の最後の有名人でした。そうした古い世界と対比すると、今日のボールルームの世界は刺激がなく思われます。でも、もしかするとそれは自分達が年老いたせいかも知れません。ビル&ボビーの踊りは永遠に私たちと共にあります。彼らの人格、彼らの人生は微笑みをもって記憶に残ることでしょう。いつかお会いできる日を!お二人に神の祝福があらんことを ― 

ハンス&アン・ラクスホルム
Hans and Anne Laxholm

 

 

▼亡くなられたビル&ボビー・アービンMBEのように不滅の人はダンス界に誰もいないでしょう。彼らの伝説になっている偉業は、オリバー・ヴェッセル・テルホーンの手により、この素晴らしい本に記録されました。オリバーは喜んでこの仕事に取り組んでくださいました。

ジョン・キミンズ
John Kimmins

 

 

▼ビル&ボビー・アービンが教えていた日々を、このような記念すべき本にまとめてくれたオリバーに対し、ダンス界のすべての人々から大いなる賛辞と感謝の言葉が述べられることでしょう。ビル&ボビーが、見事なテクニックと傑出した音楽的パフォーマンスをフロアで披露できる最高のカップルだったことは疑う余地がありません。

この本を通して、彼らの卓越したボールルーム・ダンスを、そしてユニークな教え方を思い出すことでしょう。今日においても間違いなく、彼らの名前は世界中で語られ、多くのスタジオで彼らのキャッチフレーズが使われていることでしょう。

私たちはみな、ビル&ボビーが私たちに教えてくださったこと、与えてくださったことを大切に思っています。また、オリバーには、この大変な仕事を引き受け見事な本にしてくださったことに感謝しています。この本のおかげで、ビル&ボビーの教えと知識は生き続け、彼らは永久に私たちと共にあることでしょう。

アンドリュー・シンキンソン
Andrew Sinkinson

 

 

▼偉大なビル&ボビー・アービンのレッスンを受け、彼らのボールルーム・ダンスに対する素晴らしい見識に触れることができたのは、非常に幸運なことと思っていましたので、オリバーが“アービン・レガシー”の出版に、こんなにも大きな力を注いでくださり、とてもうれしく思います。私のようにビル&ボビーのレッスンを受けることができた幸運な人たちは、この本をよむと、その頃の特別な瞬間がよみがえって来ることでしょう。一方、ビル&ボビーのレッスンを受ける機会のなかったダンサーは、貴重な情報とヒントをこの本の中に見出すことでしょう。すべてのダンサーに心から推薦できる、素晴らしい本です。

BDFI会長グレッグ・スミス
Greg Smith, Chairman BDFI

 

 

 

 

写真クレジット
Picture Credits

(※ページ番号は書籍「ビル&ボビー・アービンのダンス・テクニック」です)

 

P.2
スタジオひまわりのご厚意により使用させて頂きました。

P. 136, 153
ブリアン・アレン氏のご厚意で使用させて頂きました。

P. 163, 165
ダンシング・タイムズの許可のもと使用させて頂きました。

P.39, 145, 151, 154, 155, 159, 167, 173, 176
ISTDから提供していただきました。

P.23, 73, 85, 105, 111, 139, 141, 148, 149, 169, 179, 181, 183
ダンス・ニューズ(株)の許可のもと使用させて頂きました。

P.45
アンドレアス・ヴェッセル・テルホーン画

P.11, 75, 84, 91, 99, 117, 131, 137, 147, 157, 186
個人のアルバムから

一部写真は、forolia.de: Andrzej, Sebastian Kaulitzki, Neliana Kostadinova から使用しています。

 

一部写真に関しては、調査したにも拘らず、古い時代のものであったりして保有者を特定できずにいます。そうした写真の著作権をお持ちの方は、お手数ながらご連絡頂けますようお願い申し上げます。

 


(「ビル&ボビー・アービンのダンス・テクニック」完)