G038 質問22 競技会当日は必ず緊張してしまい、思うように踊れません。パートナーにも迷惑をかけてばかりです･･････。どうしたらリラックスしたまま競技会に臨めるのでしょうか。（福岡県 男性）
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「勝とう」とか「人より上手に」という気持ちをなくし、このパートナーとのデートを楽しもうと考えてみてはどうでしょう ―― などと偉そうに言っても、競技会と無縁な私のアドバイスは説得力に欠けますので、世界チャンピオンの巻がけ方を紹介しましょう。
Michael Malitowski and Loanna Leunis
■2013年11月、International Championshipsで優勝したマイケル・マリトースキーとジョアンナ・ルーニスに、英国DSI社と共同インタビューしたことがあります。ふたりは前年大会でリカルド＆ユリアに優勝を奪われていましたのでリベンジを果たした後でした。以下は、そのインタビューの中の話です。
ジョアンナ：
去年負けた時は当然辛かったわ。なにより「負ける」こと自体が嫌じゃないですか。でも、それによってとても大きなことを学んだと実感しています。（中略） 私たちは競技選手ですから、当然インターを取り返さなきゃと思うわけですが、一番大切にしていることは、自分たちにダンスに集中することなんです。
マイケル：
僕は結果にはそれほどこだわっていない。今年のインターでチャレンジャーだったことも楽しかったし、新しいエネルギーも感じたしね。結果、きっちりカムバックできてとても良かったと思っているよ。結果だけじゃなく、何事もなかったという風に見せられたしね。総ては、「自分たちのダンスはどうだったか」、「自分たちの情熱はどうだったか」であって、その結果が優勝でも準優勝でもたいしたことじゃないんだ。（中略） 自分たちでどこに向かうか決めてあるから１位でも２位でも関係ないんだ。いつでもこのことを一番大切にして踊っているんだ。結果を気にして踊っているんじゃないんだよ。
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少しでもお役に立つようでしたらうれしいです。
ハッピー・ダンシング！