「足型図でうまくなるダンス(タンゴ/スロー・フォックストロット編)」から「サークルで上達するボールルーム・ダンス」に含まれていないフィガーをアップします。
AU23 Foxtrot 20 ナチュラル・ホバー・テレマーク
(Natural Hover Telemark)
このフィガーは、ホバー・フェザー、ナチュラル・テレマークと共にボールルーム・ダンス初期のころから存在し、 “Modern Ballroom Dancing” (Henry Jacques / 1938) には、ナチュラル・テレマークとナチュラル・ホバー・テレマークは「著者による考案」と書かれています。
ナチュラル・テレマークの間に男性のヒール・プルとホバー・アクションが入る、かなり高度なフィガーです。
■「足型図でうまくなるダンス」(タンゴ/スロー・フォックストロット編)
ナチュラル・ホバー・テレマークの頁を開きましょう。初版の誤記訂正が入っています。
【アマルガメーション例】(P199の補足説明)
(1)スリー・ステップ ~ ナチュラル・ホバー・テレマーク ~ リバース・ターン
(2)(コーナーで)チェンジ・オブ・ダイレクション ~ (新LODの壁斜めに)ナチュラル・ホバー・テレマーク ~ カーブド・スリー・ステップ ~ フェザー・フィニッシュ
■参考動画1 Natural Hover Telemark(New ABC’s of Ballroomより)
このフィガーは ISTD, IDTA, そして WDSF のテキストにも載っているので、ネット上に動画がありそうなものですが、このブログをアップする時点で適切と思えるのが見つかりませんでした。また、愛用する (UFO PRODUCTION / HOW TO DANCE SERIES)にも入っていません。
そこで、New ABC’s of Ballroom (Studio Himawari) よりお借りします。この動画でも「男性2歩目の終わりでロアーし、3歩目をヒール・プルしてからホバー」の動きは見られませんが、オープン・インピタス・ターンで男性がヒール・ターンしない踊り方があるように、この踊り方もあるのかなと考えています。
ハッピー・ダンシング!