拙書「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」、ルンバの足型図を参考にしながら説明をします。
SL76 Cha 19 スパイラル/ヒップ・ツイスト・スパイラル
(Spiral / Hip Twist Spiral)
スパイラルは「螺旋(らせん)」の意味で、用語としては片足を軸に回転し、もう一方の足がまきつく形になるアクションを指します。カールもスパイラルの仲間ですが、スパイラルの方が回転量が多く、そのため、通常スパイラルは女性の両足首がクロスする形で終わりますが、カールではクロスが緩くなります。
【訂正 2018/10/22】
初回投稿は「スパイラル/ヒップ・ツイスト・スパイラル」とし、「このフィガーは単にスパイラルと言うこともあれば、ヒップ・ツイスト・スパイラルと言うこともあります」と書きましたが、踊り方が少し異なる別のフィガーでした。ここに訂正し、ヒップ・ツイスト・スパイラルの映像を追加致します。
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」
スパイラルの頁を開きましょう。
1⃣カウント(4.1)のステップを(4&1)のチャ・チャ・チャのステップに置き換えてください。
2⃣ルンバでの横へのステップはチャ・チャ・チャでは「右、または左へのシャッセ」に、前進・後退のステップは「ロック・ステップ」になります。
R17 Spiral
■参考動画1 Natural Top (YouTubeより)
後半に次の説明があります。
1. Alternate Endingとして、1.Open Position: オープン・ベーシック・ムーブメント、ターキッシュ・タオル等に入れます。
2. Open CPP: ニュー・ヨーク、キューバン・ブレイク等に入れます。
3. Contact Position: リバース・トップの6歩目からに入れます。
4. Left Side Position: Open CPPをより大きく開いた形で、ニュー・ヨーク、スポット・ターン等に入れます。
2. Development: 1.Spiral into Aida: スパイラルからアイーダにはいります。
2. Underturned Spiral: スパイラルの回転量を減らし、オープン・フェイシング・ポジションで終わります。
■参考動画2 Hip Twist Spiral (YouTubeより)
後半に発展形として、オープン・ヒップ・ツイストの6歩から入る踊り方が出ています。
ハッピー・ダンシング!