SB107 グレードアップするために(その3)秘密の練習1,2

投稿者: | 2020年1月21日

一人でグ~ンと上達する練習法をあなただけに公開しましょう。秘密ですよ。

 

SB107 グレードアップするために(その3)
秘密の練習1,2

 

しかも前後に3歩歩けるスペースがあれば充分ですから、どこででも練習可能です。会社勤めの人ならトイレに立った時に、主婦(主夫)なら家事の合間に練習することもできます。確実に上達できる方法です。

こんな風に書いてしまえばもはや秘密ではないと思われるかもしれませんが、いいのです。これをやるかやらないかが問題なのであって、この上達方法を知っていても、やらなければ知らないに等しいからです。あなたがコツコツ練習すれば充分「秘密」に値します。

 

 


秘密の練習1 


前進も後退もトウだけで歩く練習

●まず両足のトウに上がります。

この練習の大きな目的は自分の真っすぐの状態を知ることにあります。腰が引けていたり、顎が出ていたりすると爪先に真っすぐ立つのが難しいのが分かると思います。そこでトウに立とうとすればするほど、なるべく中心に体を集めようとするので、その結果、バランスの良い位置を探すことになります。

そうしてバランスの良いところを探して行くと、頭が体の上に真っすぐ乗っていなければならないとか、目を下に向けるとバランスが崩れるとかが分かって来ます。それはとても大切なことです。

●両足トウに立ったバランスが分かったなら、そのバランスをキープしながら左足トウを前に出し、一度両足が開いた形になりましょう。ほんの少し体重を前後に動かしながら、両足の中間バランスを探します。

 

●両足開いた状態でバランスが取れたのを確認した後、体重を前足に完全に移し、次に右足を前に出して再び中間バランスを探します。

 

●要領がわかったら2、3歩連続して前進してみましょう。次に、後退も同じ要領で練習します。終始トウに上がっていることを忘れないように。

 

 


秘密の練習2


後退でヒールに降りる練習

トウで歩く練習に慣れてきたら、後退でヒールに降りる練習をします。

●「秘密の練習1」と同様、両足トウに立った状態から右足を後退し、前後に開いた状態で中間バランスを探します。

 

●次にゆっくりと右足ヒールに降ります。このとき右膝を緩める必要はありません。ヒールに降りるまでの間、上体が後ろに倒れないバランスを探します。右足ヒールが床についたときは左足が横に寄って来ているようにします。

 

●次にそのままのバランスで右膝を緩めながら左足を後ろに出し、トウで床をポイントします。体重はまだ右足に乗っています。

 

以上は左足Tから右足THに移る練習です。左足後退でも同様に練習しましょう。

 


 

練習内容はこれだけですが、これで確実に「T,TH」が出てくる所での踊りがうまくなります。いったい1曲の中でこのフットワークがどれほど出てくるでしょう。出てくる数だけ上手に処理できるようになるのですから、踊りが上手になるのは当然なのです。

 

ダンスがうまくなれない人は、ほとんどこの「作業」をしていない人です。しているつもりが、実は「TH,TH」で踊っていたり、後退の足のヒールが着いても、前の足がまだ前に残っていたりしています。

 

この話はSB107 グレードアップするために(その3)秘密の練習1,2に続きます。

 

ハッピー・ダンシング!