スローまで進んで来た人はフットワークは勿論のこと、ライズ&フォールやスウェイのことまで気を配りましょう。
SB91 Foxtrot 4 ナチュラル・ターン
(Natural Turn)
アマルガメーション(1)最後のフィガー、ナチュラル・ターンを勉強しましょう。……などと偉そうなことを言っていますが、実は毎回ブログを更新しながら、「サークルで上達するボールルーム・ダンス」の中のフィガーに対する説明の仕方に問題はないだろうか等と、この本を書いていた当時と今の知識を照らし合わせながら、私自身も改めて勉強している次第です。
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス」
ナチュラル・ターンのページを開きましょう。
■リバース・ターンより難しい?
さて、今回のナチュラル・ターンにも女性のヒール・ターンが出てきました。リバース・ターンではヒール・ターンをしながら左回転しましたが、今回はヒール・ターンをしながら右回転です。
初心者にはどちらも難しいと思いますが、スローをもう少し踊っている経験者でも、「ナチュラル・ターンでのヒール・ターンの方が難しい」と感じると思います。私もずーっとそのように感じてきました。
でも、あるとき、元世界チャンピオンのレクチャーを聴いていて目を覚まされました。彼は次のような話しをしたのです。
「ナチュラル・ターンでのヒール・ターンの方がリバース・ターンのヒール・ターンより難しいと言う人が多くいるけれど、それは単に、ナチュラル・ターンを踊る練習の方が少ないからだ」
元世界チャンピオンの耳にも「ナチュラル・ターンの方が難しい……」と入っているということは、世界の大きな競技会に出ているような選手たちも、私たちと同じ様に思っている訳です。
それを知り、ちょっと安心しましたが(笑)、「練習量の違い」の説明に深く説得された自分がいたことを思い出します。そのチャンピオンが誰だったか今は思い出せませんが、思い出したとき、またこのブログで書くことにしましょう。
■参考動画(How to Dance Series 2 / Foxtrot Grade 1 / UFO Production )
元世界チャンピオンのピーター・エグルトン&ブレンダ・ウィンスレードがこのアマルガメーションを踊る映像を見てみましょう。最初のLODがそれに相当します。動画の全アマルガメーションは下に記載しています。
(How to Dance Series 2 / Foxtrot Grade 1 / UFO Production )
- Feather Step (SQQ)
- Reverse Turn (SQQSQQ)
- Three Step (SQQ)
- Natural Turn (SQQSSS)
- Feather Step (SQQ)
- Reverse Wave (SQQSQQ) with Impetus ending (SQQ)
- Feather Finish (SQQ)
- Reverse Turn (SQQSQQ)
- l-4 Reverse Wave (SQQS)
- Weave (QQQQQQ)
- Three Step (SQQ)
- Natural Turn (SQQ) with Impetus ending (SQQ)
- Feather Finish (SQQ)
- Reverse Turn (SQQSQQ)
- Reverse Wave (SQQSQQSSS)
- Feather Step (SQQ)
- Reverse Turn (SQQSQQ)
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ハッピー・ダンシング!