SL16 Salsa 16 クロス・ボディ・リード発展形

投稿者: | 2020年1月14日

クロス・ボディ・リード はとてもシンプルなステップですが、それでも、踊りやすい人とそうでもない人が出て来ます。一概には言えませんが、踊りの年数や男女に関わりなく、相手にとってあまり踊りやすいと思えない人はステップだけを考えている人かも知れません。

 

SL16 Salsa 16 クロス・ボディ・リード発展形
(Cross Body Lead Advanced Styles)

 

一方、「踊りやすい相手だなあ」と思える人は、その人の中に「二人で踊る」とか「踊りを通して会話をしている」気持ちがあるような気がします。今度踊っているとき、「相手がどんな気持ちだろう」と考えてみて下さい。案外、その違いが感じられるかも知れませんよ。

 

 

さて、「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」には、ステップ解説の他に、「これでグレードアップ!」という頁があります。今回はその中から、クロス・ボディ・リードに飾りをつける3つの踊り方を紹介します。

1. 女性のヒップ・ロール
2. 女性のクロス・スイヴィル
3. 男性のキック

クロス・ボディ・リードが簡単すぎると思始めたら、使ってみて下さい。いずれも、マンボのビデオから取りましたので、マンボの雰囲気があります。これをサルサで使うと、料理に例えれば、隠し味的な楽しさを味わうことができるでしょう。

 

1.女性のヒップ・ロール(Hip Roll): 

① 2歩目から3歩目までの間、ヒップを左回転させます。3歩目の足は少し開いてみましょう。勿論、両足を閉じた形でヒップ・ロールするのもOKです。

② 4歩目からのステップは同じですが、一工夫入れます。4歩目前進のとき、頭をのけぞるようなアクションを使います。

 

2.女性のクロス・スウィヴル(Cross Swivel):

① 2歩目左足で左にスウィヴルし、3歩目右足を男性の右足方向にステップし、体を絞ります。足は床から離さないのが綺麗でしょう。

② 4歩目左足は、3歩目右足で右にスウィヴルしてから出て行きます。このとき、一度足を持ち上げて《つま先を伸ばしたまま左膝を持ち上げて》出ると、まるで違う踊りに見えます。

※女性は、自主的にこうした変化をつけて踊りを盛り上げましょう。

 

3.男性のキック(Man’s Kick)

① クロス・ボディ・リードの3歩目左足に体重を乗せ(カウント3)、カウント4で右足を前方にキック。

② 右足を元の位置に戻しながら後半に入ります。以上です。

 

男女ともこうしたちょっとした変化をつけるだけで、楽しさが倍増します。見ている人も「おっ!」と思うことでしょう。

 

ハッピー・ダンシング!