ブルースにも「ナチュラル・ターン」が出てきました。でも、足型図を見るとすぐに歩数が違うことに気が付くでしょう。そう、ワルツは6歩構成なのです。「ちょっと待って。ブルースのリバース・ターンは6歩構成だったよね。じゃあ、ブルースで6歩構成のナチュラル・ターンを踊ることも出来るんじゃない?」と考えた人、ワンダフルです。
SB22 Waltz 3 ナチュラル・ターン
(Natural Turn)
そうなんです、ブルースでこのワルツのナチュラル・ターンの様に踊っても何ら問題ありません。むしろ、あるときは8歩構成で、またあるときは6歩構成のナチュラル・ターンを踊ると変化が出て楽しくなることでしょう。そうした「変化」は「単調さ」を遠ざけますから、ぜひ応用してください。
そうそう、ワルツの話でしたね。ブルースは歩くように平坦に踊りますが、ワルツには「ライズ&フォール」という、頭の位置の上下運動が出てきます。先の「クローズド・チェンジ」にもライズ&フォールはありました。
このライズ&フォールと回転運動がワルツの特徴です。ワルツ (Waltz) の語源はドイツ語のボルタ (Volta=回転) からきていることからも納得されるでしょう。「ライズ&フォール」を早い段階で理解をすることが上達への近道です。
ワルツの特徴にもう一つ加えるとすれば、3歩目とか6歩目毎に両足を揃えることです。この両足が揃う動作は一般的に両足トウでライズした状態の時に見られます。
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス」
ナチュラル・ターンのPDFを開いて1歩1歩勉強しましょう。
■参考動画(拙書「パーティーはおまかせ」DVD)
クローズド・チェンジ2種類、ナチュラル・ターン、リバース・ターン、ウィスク、シャッセ・フロム・PP、ナチュラル・スピン・ターン、そして、方向転換の仕方が含まれています。
ハッピー・ダンシング!