サルサのシャイン、3番目のステップはクロスオーバー・ブレイク。考え方は、ベーシック・ステップの前半と後半で「斜め前にステップする」――それだけ! ほんの少しの違いをつけるだけで、楽しさが倍増します!
SL03 Salsa 03 クロスオーバー・ブレイク
(Crossover Break)
■「サークルで上達するボールルーム・ダンス(ラテン編)」
クロスオーバー・ブレイクの頁を開きましょう。
最初にベーシック・ステップを勉強したときに、 “Forward Break” (フォワード・ブレイク)という表現が出て来たことを覚えていますか? そして、今回のステップ名が「クロスオーバー・ブレイク」。二つの共通点を探ると、「2歩目と5歩目はステップして出て行かないで、元の位置(付近)に残しておき、そこに体重を戻している」ことが分かります。
このような動きに対し、サルサでは「ブレイク」あるいは「ブレイクス」が使われます。覚えておきましょう。
組んでも踊れる!
ベーシック・ステップは組んで踊ることができるとお話しました。それと同じく、このクロスオーバー・ブレイクも組んで踊ることができます。その映像がこれ。
「えっ! これってニュー・ヨークじゃない!」
ルンバやチャチャチャを習った人は、そう思いますよね。
そうなんです。同じなんです!
ただ、離れて踊るシャインの時は、左右に大きく開き過ぎないことをお勧めします。その方が、「離れているけど二人で踊っている」一体感が出て良いと思います。
これでグレードアップ!
上手に踊るコツと発展形の紹介 (2021/03追加)
■クロスオーヴァー・ブレイクの足は!
男女とも1歩目の足はボールから出ましょう。ヒールから出ると2歩目への戻りが遅れてしまいます。また、2歩目に体重を戻した時、1歩目ボールが床に残っていると、踊りが綺麗に見えます。
■クロスオーヴァー・ブレイクの発展形 - タップ、そして、スポット・ターンで終わる
通常クロスオーヴァー・ブレイクの後はベーシックなどに入りますが、これに変化をつけましょう。
踊り方:-
① クロスオーヴァーを1セット踊る。
② 2セット目前半にはタップを入れ、
③ 後半で左へのスポット・ターンを入れる。
*スポット・ターンが初めての人は、ルンバを開いてください。
*スポット・ターンは左右に両方入ることができます。
ハッピー・ダンシング!