SB91 Foxtrot 4 ナチュラル・ターン (Natural Turn)

投稿者: | 2020年1月20日

スローまで進んで来た人はフットワークは勿論のこと、ライズ&フォールやスウェイのことまで気を配りましょう。

 

SB91 Foxtrot 4 ナチュラル・ターン
(Natural Turn)

 

アマルガメーション(1)最後のフィガー、ナチュラル・ターンを勉強しましょう。……などと偉そうなことを言っていますが、実は毎回ブログを更新しながら、「サークルで上達するボールルーム・ダンス」の中のフィガーに対する説明の仕方に問題はないだろうか等と、この本を書いていた当時と今の知識を照らし合わせながら、私自身も改めて勉強している次第です。

 

■「サークルで上達するボールルーム・ダンス」
ナチュラル・ターンのページを開きましょう。

SF4 Natural Turn

 

 

 

■リバース・ターンより難しい?
さて、今回のナチュラル・ターンにも女性のヒール・ターンが出てきました。リバース・ターンではヒール・ターンをしながら左回転しましたが、今回はヒール・ターンをしながら右回転です。

初心者にはどちらも難しいと思いますが、スローをもう少し踊っている経験者でも、「ナチュラル・ターンでのヒール・ターンの方が難しい」と感じると思います。私もずーっとそのように感じてきました。

 

でも、あるとき、元世界チャンピオンのレクチャーを聴いていて目を覚まされました。彼は次のような話しをしたのです。
「ナチュラル・ターンでのヒール・ターンの方がリバース・ターンのヒール・ターンより難しいと言う人が多くいるけれど、それは単に、ナチュラル・ターンを踊る練習の方が少ないからだ」

元世界チャンピオンの耳にも「ナチュラル・ターンの方が難しい……」と入っているということは、世界の大きな競技会に出ているような選手たちも、私たちと同じ様に思っている訳です。

それを知り、ちょっと安心しましたが(笑)、「練習量の違い」の説明に深く説得された自分がいたことを思い出します。そのチャンピオンが誰だったか今は思い出せませんが、思い出したとき、またこのブログで書くことにしましょう。

 

 

■参考動画(How to Dance Series 2 / Foxtrot Grade 1 / UFO Production )
元世界チャンピオンのピーター・エグルトン&ブレンダ・ウィンスレードがこのアマルガメーションを踊る映像を見てみましょう。最初のLODがそれに相当します。動画の全アマルガメーションは下に記載しています。


(How to Dance Series 2 / Foxtrot Grade 1 / UFO Production )

  1.  Feather Step (SQQ)
  2.  Reverse Turn (SQQSQQ)
  3.  Three Step (SQQ)
  4.  Natural Turn (SQQSSS)
  5.  Feather Step (SQQ)
  6.  Reverse Wave (SQQSQQ) with Impetus ending (SQQ)
  7.  Feather Finish (SQQ)
  8.  Reverse Turn (SQQSQQ)
  9.  l-4 Reverse Wave (SQQS)
  10.  Weave (QQQQQQ)
  11.  Three Step (SQQ)
  12.  Natural Turn (SQQ) with Impetus ending (SQQ)
  13.  Feather Finish (SQQ)
  14.  Reverse Turn (SQQSQQ)
  15.  Reverse Wave (SQQSQQSSS)
  16.  Feather Step (SQQ)
  17.  Reverse Turn (SQQSQQ)
  18.  Change of Direction (SSS)  ~ 最初に戻る

 

ハッピー・ダンシング!